【12/10】JSEC2023で環境材料工学科2年生が表彰されました。

  令和5年12月10日(日)、JSEC2023(第21回高校生・高専生科学技術チャレンジ)にて、環境材料工学科2年 木村 遥 さんが『ハイブリッド磁気光触媒粒子の開発~水質浄化で持続可能な社会を目指す~』というテーマで研究成果を報告し敢闘賞を受賞しました。JSEC(Japan Science & Engineering Challenge)は、全国の高校生と高等専門学校生を対象に、2003年に始まった科学技術の自由研究コンテストであり、2023年度は全国174校の学校から過去最多となる343の研究作品の応募がありました。

 今回受賞した研究は、木村さんが研究により開発した光触媒機能を有する磁性ナノ粒子に関する内容であり、太陽の光でウイルスや汚れを分解した後、磁石の力で分離回収できる新しい環境浄化材料の特性について報告したものです。

 受賞した木村さんは、「今回の研究により、光触媒特性を示す磁性ナノ粒子の安定な合成に成功したので、次は実際に環境試験を行い社会実装に向けて一層研究を進めていきたいです。」と今後の意気込みを話してくれました。

 

研究テーマ

『ハイブリッド磁気光触媒粒子の開発~水質浄化で持続可能な社会を目指す~』

環境材料工学科2年 木村 遥 

 

指導教員:環境材料工学科准教授 平澤 英之、環境材料工学科講師 坂本 全教