センターの目的と概要

センターの目的

新居浜高専・高度技術教育研究センターは、学内共同利用教育研究施設として、より高度な技術教育及び研究活動の推進を図るとともに、地域産業界、教育研究機関等との学術研究交流を推進し、地域社会における産業技術及び科学技術教育の振興と発展に寄与することを目的として、旧公害教育研究センターを発展的統合し、平成11年4月に設置されました。以来、広い視野での教育による創造性豊かな実践的技術者の育成を図ると同時に、従来の専門分野の枠を越えて相互に融合した有機的研究体制を生み出す事により、地域産業の発展に寄与できる共同研究機関として活用されております。

新居浜市の公害対策に応える形で、公害物質の新しい分析検出方法及び光化学反応を利用した環境汚染物質の無害化技術等の確立に取り組むことを目的として、昭和54年(1979年)に設立。

センターの概要

本センターは「本館」と「別館」で構成されています。5階建ての生物応用化学棟の1階を「本館」とし、旧公害教育研究センターを「別館」としております。本館は敷地面積が410m2で平成12年3月に完成し、5つの実験室,ラウンジ室,管理室から成ります。また、別館は敷地面積が325m2の平屋建で、平成17年4月にインキュベーション・ラボラトリー(研究目的に応じて研究設備を機動的に組み合わせることができるオープンな研究施設)として改修し、3つのエリアとNMR室から成ります。さらに、地域産業界からの強い要望を受けて平成29年度より本センター内に「マシンラーニング応用ラボ」を設立しております。

高度技術教育研究センター本館(生物応用化学棟1階)

インキュベーション・ラボラトリー(高度技術教育研究センター別館)

活動内容