電子工学専攻

電子工学専攻においては、高等専門学校の課程における電気・電子・情報系学科の5年間の教育を基礎として、その上に電子機器、制御機器や情報システムの設計開発に不可欠な幅広い専門知識・技術とそれを応用する能力を有し、国際的に活躍できる技術者を養成することを目的としています。

「育成する技術者像」

電子工学専攻では、企業において新しいシステムを設計、構築するチームの一員として活躍できる人材を育成する。電子工学専攻卒業生の多くが就く製品開発関連職種やシステムエンジニアにおいては、与えられた課題を、対象とそれを取り巻く環境を含めたシステムとして捉え解決する能力を有することが望まれている。すなわち、これからのものづくりには、使う側に立った発想を持ち、新しい技術が社会や環境に与える影響を配慮して設計するシステムデザイン能力が必要とされている。
そこで、電子工学専攻では、以下に示すシステムデザイン能力を身につけ、ものづくりを通して社会貢献できる人材を育成する。

  1. 問題解決に必要な情報を、既存の学問分野にとらわれることなく合理的に収集できること。
  2. 分野横断的な思考力を身につけ、電気・電子・情報分野の専門知識だけでなく、異なる分野の専門知識も活用して、与えられた課題を実現するためのアイデアを立案できること。
  3. 立案したアイデアを基に具体的設計、実施計画作成を行い、自主的、継続的に実行できること。

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