【8/8,9/20】AT課程コーオプ演習(社会実装教育)を実施しました。

 令和5年8月8日(火)と9月20日(水)に、松山リハビリテーション病院を訪問し、本校のアシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(AT課程)におけるATコーオプ演習を実施しました。

 この演習は、新居浜高専が掲げる『社会実装教育を基盤とする地域の次世代型技術者(人財)の育成』のプロジェクトで、社会と連携した教育活動の一つです。

 

 今回は、医療機関の課題解決に取り組んでいる学生6名が、病院を訪問し、これまでのAT課程で設計・製作したものに対して医療現場の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の方々から評価を受けました。

 8月の1回目の訪問で、患者にとっての使いやすさや、スタッフからの設置や操作のしやすさ等の観点から指摘をいただき、それらを各自が検討・改善した上で、9月に再度成果報告を行いました。

 

 病院から一度評価を受け改善したものを再び病院に発信することを通じて、具体的な問題の発見と解決を目指すことが、「社会実装教育」の構築へと繋がっていきます。

 これらの活動のうち、1件は日本高専学会第29回年会講演会にて、さらに2件は第31回日本慢性期医療学会にて学生が成果(経過)発表を行います。