【10/3】JAXAが公募する実験「Asian Try Zero-G 2023」の実施テーマに採択されました。

 JAXAが公募していた、青少年向けの簡易宇宙実験「Asian Try Zero-G 2023」に電子制御工学科1年 佐藤 陽太 さんの提案が採択されました。

 

掲載Webサイト(JAXA内)

https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/news/detail/003266.html

 

 この実験は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士が、「きぼう」日本実験棟で実施する予定のもので、日本を含む9か国・地域でテーマを募集しました。募集は「分野A:簡易物理実験」と「B:宇宙でできるエクササイズ」に分かれており、今回は分野Bに応募しました。提案テーマ名は「空気椅子でゴム体操」です。分野AとB合わせて570名から245件(うち日本から24件)の応募があった中、分野Bでの採択テーマ5件に選ばれたものです。採択が決定した後、令和5年10月19日(木)にJAXA担当者と実施に向けた打ち合わせをオンラインで行いました。

 

 佐藤さんは、普段から宇宙に興味を持っており、本校では「宇宙工学研究会」に所属して衛星機能モデル(CanSat)を使った競技に取り組んでいる他、10月7日~9日に本校で開催された「高専スペースキャンプ2023」にも最年少で参加しました。プライベートでも地上からISSを観測することを趣味としているそうです。「Asian Try Zero-G」には、昨年度に引き続き2回目の応募でしたが、今回採択されたことを大変喜んでいました。今後も宇宙や関連する技術に関して意欲的に取り組んでいきます。

                 提案したエクササイズを実演する佐藤さん