【7/21,22】第6回NIT-NUU日台国際カンファレンスを開催しました。
台湾国立聯合大学(以下、NUUと称する)は、国立高等専門学校機構が包括的学術交流協定を結ぶ台湾の大学で、全国の多くの高専と教員・学生の交流を盛んに行っており、本校も平成28年度に同大学と学術交流協定を締結しています。
令和5年7月21日(金)及び22日(土)、松山市道後のにぎたつ会館において、第6回NIT-NUU日台国際カンファレンスを開催しました。
本カンファレンスは、平成29年9月にNUU八甲キャンパスで第1回が開催されて以降毎年、台湾と日本で交互に開催されてきました。新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止となった令和2年度、オンラインで開催された令和3・4年度を挟み、3年ぶりの対面開催となった今回は、本校が主幹校となり運営に携わりました。
初日の午前中はNUUの教員・学生が松山城や道後商店街を訪れ、観光を楽しみ日本文化に触れました。午後からはにぎたつ会館にNUU及び中四国地区高専の教員・学生が集まり、初めに行った開会式では国立高等専門学校機構 井上 光輝 理事、NUU 李偉賢 校長からご挨拶をいただくとともに、本校 鈴木 康司 校長が歓迎の言葉を述べました。その後は両国の教員と学生により各々の専門分野の研究について51件の口頭発表と33件のポスター発表が行われ、互いに質問が飛び交い活発な議論が交わされました。夜には市内でバンケットを行い、参加者はくつろいだ様子で交流を楽しみました。2日目の午後には閉会式を行い、来年度開催校であるNUU李校長が「次は台湾で会いましょう」と参加者に呼びかけ、本校校長が謝辞を述べて盛会のうちに終了しました。
今回のカンファレンスにはNUUから60名、中四国地区高専から80名が集い、国立高等専門学校機構 井上理事、青木 宏之 国際総括参事もお迎えして賑やかに実施することができました。本校学生は10名余りが参加し、英語での口頭発表やポスター発表に緊張した面持ちで臨む様子や、NUUの学生達と親交を深める様子を見ることができました。