【3/15】環境材料工学科2年生と西条高校(SSH)との共同研究の成果を学会で発表しました。

令和5年3月15日(水)、本校環境材料工学科2年生と愛媛県立西条高等学校国際文理科2年生との共同研究の成果を、化学工学会第88回年会で発表しました。

 

西条高校は文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、全校生徒を対象とする「課題研究」に取り組んでおり、平成31年度には本校との教育連携に関する協定を締結して、共同で研究を進めてきています。今回学会にて発表した「交流磁場中で自己発熱するMgFe24粒子のソルボサーマル合成とその発熱特性」では、環境材料工学科 平澤 英之 准教授の指導の下、本校学生と西条高校生が共同開発した磁性ナノ粒子の新しい発熱メカニズムについて報告しました。

 

高校2年生の学年で、多くの研究者や企業の方に対し研究成果を報告するという初めての学会発表でしたが、緊張しながらも自信をもって自分たちが開発した材料の研究成果を時間いっぱい発表することができました。今後も学生間で交流をしながら、さらに共同研究を進めていく予定です。

 

 

化学工学会第88回年会(東京農工大学小金井キャンパス)
「交流磁場中で自己発熱するMgFe24粒子のソルボサーマル合成とその発熱特性」

(新居浜高専)
武田 稜央さん、山本 稜汰さん、平澤 英之 准教授

(西条高校)
吾妻 宗一郎さん、鎌倉 正俊さん、菰田 浩成 先生