【2/21】電気情報工学科学生39名が、第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程を修了し、免許申請書の作成を行いました。

電気情報工学科において、本年度39名の学生が、無線従事者資格の1つである第一級陸上特殊無線技士資格取得のための長期型養成課程を修了しました。これに伴い、令和5年2月21日(火)、『免許申請書』の作成を行いました。早ければ3月中には、手元に無線従事者の免許証が手元に届き、就職先での新人研修や業務に十分間に合います。

 

本年度は、電気情報工学科5年生の39名全員が上記の長期型養成課程を修了し免許申請を行いました。本資格は、全国51国立高専に100学科以上ある電気・電子・情報系学科の中でも、7高専8学科にしか認定のない(令和4年11月1日登録件数)希な過程です。また、本免許は、業務独占資格と呼ばれる関連業務を行うためには必携の免許であり、一度取得すれば生涯にわたって使用でき、更新不要の免許です。情報通信系、電力系、交通インフラ系の企業で重宝されています。

 

卒業生講話で訪問された電気情報工学科の卒業生からは、「大卒を含めて新入社員の中で持っているのはわずか数名、新居浜高専すばらしい」「業務を行う上でたいへん役に立っている」といった意見が多く寄せられています。

 

本資格で扱える無線設備の範囲は、「電気通信業務用、公共業務用等の多重無線設備の固定局、基地局等の技術的操作(陸上の無線局の空中線電力500W以下の多重無線設備で30MHz以上の周波数の電波を使用するもの)」です。

 

本校の電気情報工学科では、平成19年度に総務大臣からこの過程の認定を受け、これまでに、550人を超える取得者を輩出しました。

 

みなさんの卒業後の活躍を期待しています。