【3/18】第56回卒業式・第29回専攻科修了式を挙行しました。

令和4年3月18日(金)、新居浜市市民文化センター大ホールで、第56回卒業式・第29回専攻科修了式を挙行し、本科卒業生202名(モンゴル及びマレーシアからの留学生2名を含む)、専攻科修了生23名が本校を巣立ちました。

卒業証書、専攻科修了証書、特別課程修了証の授与に続き、新居浜市長賞・新居浜商工会議所会頭賞等の表彰がありました。

その後、八木 雅夫校長が式辞を述べ、「皆さんが学んだ新居浜高専は、国立高専としては全国に先駆け、昭和37年(1962年)に創立された一期校で、今年度は創立より60年目の年度でした。この間、科学技術創造立国を標榜する日本の発展に必要とされる多数の実践的創造的技術者を、社会に送り出してきました。これら皆さんの先輩は、日本の産業界を支えてきています。卒業生、修了生の皆さんは、本校を巣立ち、社会のお医者さん=ソーシャルドクターとして、様々な場面で課題解決に取り組んでください」と卒業生・修了生にエールを送りました。

次に、石川 勝行 新居浜市長から、「いつの世も変化の原動力となるのは、皆さんのような若い世代のエネルギーであります。どうか、大きな「夢」と高い「志」を持たれ、これまで培われた幅広い知識と高いコミュニケーション力を如何なく発揮され、失敗を恐れることなく、何事にも積極的に挑戦していただきたいと思います」と祝辞をいただいたほか、ご来賓の方々から祝辞が贈られました。

これに対し、卒業生を代表して、機械工学科の相原 涼さんが、「私たちはこれから異なる道に進み、新しい環境での生活が始まります。暗闇の中で困難にぶつかったとしても、この5年間の日々や覚悟が、これからの未来を切り拓く心強い助けになると信じております」と謝辞を述べました。

続いて、専攻科修了生を代表して、生物応用化学専攻の平田 さやさんが、「本日、私たちはこの恵まれた学び舎を離れ、自分で決めたそれぞれの道へ進みます。7年間の思い出を胸に、学び、体得したことを糧として、新居浜高専の卒業生として多方面で活躍できるよう、努力して参ります」と力強く抱負を述べました。

今回の式典は新型コロナウイルス感染症対策の下で挙行し、マスク着用・手指消毒・換気の徹底等のほか、列席者数を制限するなど例年より縮小した形での実施となりましたが、列席者の皆様には感染拡大防止にご協力いただき、無事卒業生・修了生を送り出すことができました。

 

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