【12/17】神奈川大学からの出前授業「オスとメスの生物学~甲殻類研究の最前線~」を受講しました。

神奈川大学客員研究員の豊田 賢治氏(平成21年度 新居浜高専専攻科生物応用化学専攻修了)による「オスとメスの生物学~甲殻類研究の最前線~」というタイトルの出前授業を、生物応用化学科3年の学生が特別活動にて受講しました。

 

講義の中では、本校専攻科を修了してから神奈川大学の教員になった経緯や、大学での教授との出会いが現在のミジンコの研究に結びつき博士号を取得したこと、生物だけにこだわらずいろいろな分野に興味を持つことで研究の視野が広がったことなどを紹介いただき、進路を考える3年生の時期に適した内容で構成していただきました。

 

また、班ごとにミジンコのサンプルを、顕微鏡で観察する演習も行いました。心臓の鼓動の様子、目はどこに何個あるかなど、学生たちは興味津々に観察している様子でした。ミジンコは環境によって形態や行動が変化する表現型可塑性という性質を持つことを教えていただき、人間も同じで、学生時代の友人や出会った人々が大きな影響を与えるということにまで話が及び、これからの進路や人生についてもヒントとなる充実した講義となりました。

 

講義終了後には、豊田先生の周りに多くの学生が集まり、ミジンコや研究・進路のことなどの話が尽きない様子でした。

 

講師の豊田先生

講師の豊田先生

ミジンコを観察する様子1

ミジンコを観察する様子1

ミジンコを観察する様子2

ミジンコを観察する様子2

いろいろなことを学べました!

いろいろなことを学べました!