【8/31】缶サット甲子園2019 四国地方大会を開催しました。

令和元年8月31日(土)、新居浜市のマリンパーク新居浜及び黒島海浜公園において、「缶サット甲子園2019 四国地方大会」を開催しました。

 

「缶サット甲子園」とは、高校1~3年生を対象とした、350ml空き缶サイズの「模擬人工衛星(缶サット)」の性能やアイデアを競う大会で、地方大会で優秀な成績を収めると全国大会(2019年10月に岐阜で実施)に出場できます。全国大会は2008年から行われていますが、「四国地方大会」は今年で2回目の開催で、昨年度から新居浜市内で開催しています。四国地方大会の主催は「缶サット甲子園四国地方大会実行委員会」で、香川高専、高知高専及び新居浜高専の教員が参画しており、本校からは電気情報工学科の若林 誠講師が運営に携わっています。

 

今大会には、本校の「宇宙工学研究会」のメンバーである電気情報工学科2年の西森 貫太さん、電子制御工学科2年の近藤 大智さん、電気情報工学科1年の窪田 葵さんの3名からなるチームがエントリーし、GPSによって位置情報を取得しながら、明るさを検出してサーボモーターを動作させる缶サットを、この大会に向けて製作しました。本校の他に、尼崎工業高校、高知工業高校、今治工業高校、西条高校、明石高専及び香川高専の6校が参加しました。

 

午前中は、マリンパーク新居浜において開会式と審査員紹介等を行った後、各チームがプレゼンテーションを行い、自分たちの缶サットがどのような動作をするか審査員に説明しました。その後、黒島海浜公園に移動し、モデルロケットを用いた缶サットの打ち上げ実験を行いました。

 

午後は、打ち上げ実験を経て取得したデータを用いた解析結果について発表し、審査員からの総合的な採点結果を踏まえて順位を決定し、表彰式を行いました。

 

各チームとも、審査員との間で大変活発な議論がなされ、また学校間の交流も生まれて、大変充実した大会となりました。

 

新居浜高専のプレゼンテーションの様子

新居浜高専のプレゼンテーションの様子

新居浜高専の缶サット打上実験

新居浜高専の缶サット打上実験

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パラシュートで降下してきた缶サット
(写真中央の上部)

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表彰式後の集合写真