【3/15】第53回卒業式・第26回専攻科修了式を挙行しました。

平成31年3月15日(金)、新居浜市市民文化センター大ホールで、第53回卒業式・第26回専攻科修了式を挙行し、本科卒業生189名(マレーシア、インドネシア共和国からの留学生2名を含む)、専攻科修了生23名が本校を巣立ちました。

 

卒業証書・専攻科修了証書の授与に続き、新居浜市長賞、新居浜商工会議所会頭賞及び学業成績優秀者等の表彰が行われました。

 

その後、迫原 修治校長が式辞を述べ、「皆さんが受けてきた高専の技術者教育は、皆さんの先輩の活躍によって社会的に高く評価されています。元号も新しくなる記念すべき年に新しい一歩を踏み出す皆さん、自信をもってそれぞれの道へ進んでください」と卒業生・修了生にエールを送りました。

 

次に、寺田 政則新居浜市副市長から、「固い意志と困難に挑戦する行動力こそが大切であるのだと思います。これからの人生、様々な壁に直面することもあろうかと思いますが、多くの出会いと一つひとつの努力の積み重ねがいつか必ず大きな実を結ぶことになると信じております」と石川 勝行新居浜市長の祝辞をご披露いただいたほか、ご来賓の方々から祝辞が贈られました。

 

これに対し、卒業生を代表し、生物応用化学科の冠 創太さんが、「本校で学んできたことは、今後の人生の糧となり、友人と高め合ってきた日々は、私たちの心の拠り所となるでしょう。大変なことも多くありましたが、本校で得られたことはたくさんあり、一生の宝物となるに違いありません」と謝辞を述べました。

 

続いて、専攻科修了生を代表し、生産工学専攻の酒井 智将さんが、故郷である愛媛県西予市野村町が平成30年7月豪雨で被災したことに触れ、「身近で災害に直面し、多くの苦しんでいる人々に対し、何もできない自身の無力さを痛切に感じました。この経験から、将来、技術で人々の暮らしを守ることができる人材になりたいとより強く思うようになり、私は春から大学院に進学します」と力強く今後の抱負を述べました。

 

式終了後には、JABEE認定修了証授与式において生物応用化学専攻修了生の4名が修了証を授与され、技術者としての新たな一歩を踏み出しました。

 

 

 

 

 

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