【11/22】本校教員がすかいらーくフードサイエンス研究所助成による研究の成果報告を行いました。

平成30年11月22日(木)、KKRホテル東京において、「公益財団法人すかいらーくフードサイエンス研究所 平成29年度学術研究助成」に関する第30回学術研究助成金による研究成果発表会が開催され、本校電気情報工学科 加藤 茂 講師が、筑波大学 延原 肇 准教授の代理で、成果報告を行いました。この研究助成事業には、申請代表者である延原 准教授と、本校の加藤 講師及び本校電気情報工学科 和田 直樹 教授が共同で申請し、採択されたものです。

report1成果報告の様子

 

研究テーマは「クロス・モーダルな観点からの食感性プロセスの解明と創出」です。美味しそうな料理の画像を見た時の人間の視線や、目周辺の筋電位がどのように変化するのかを解析しました。これらの情報から人工知能(AI)を用いて、人間が画像を見て美味しそうと感じているかどうかを推定することに成功しました。

 

なお本研究は、延原 准教授の指導のもと、本校専攻科を修了後、筑波大学大学院に進学した掛水 大志さんが中心となり進めました。掛水さんは、平成29年9月に開催された第19回日本感性工学会大会において、優秀発表者賞を受賞した経歴を持ち、現在はオリンパス株式会社の開発部に所属し、活躍しています。

 

日本感性工学会大会での掛水さんの発表の様子

日本感性工学会大会での掛水さんの発表の様子

優秀発表賞の表彰状

優秀発表賞の表彰状