【3/6】ESD対応出前授業「つくる責任、つかう責任」を実施しました。

3月6日(火)、新居浜市立南中学校において、新居浜高専ESD対応出前授業「つくる責任、つかう責任」を実施しました。今回は、中学1年生の全4クラスを対象として、50分間の通常授業を4クラス分連続して実施し、合計131名の生徒が受講しました。また、本校生物応用化学科4年の学生3名が講師を務め、授業を進行しました。

 

授業は生徒6~7人組のグループワークを基本として、クイズ形式を取り入れながら実際のフェアトレード商品を触って特徴を話し合い、フェアトレードについて考える機会を設けました。また、授業の終わりには、受講した生徒が質問や感想を発表し、共有することで深い理解を促し、行動へと結びつけてもらうこととしました。

 

受講した生徒からは、「正当な価格で買われていない商品の労働者の賃金の低さに驚きました」「発表や話し合いが多く分かりやすかった」などの感想がありました。また、講師を務めた本校学生は、「世界でなされている取り組みや身近なものが環境破壊につながっていることを学ぶことができた」、「中学生に分かりやすく伝える方法が身についた」と自己評価しており、ESD出前授業を通して知識や能力を高めるたいへん貴重な機会となりました。

 

※ESD(Education for Sustainable Development)・・・・・持続可能な開発教育