【12/21】第2回新居浜高専-産総研 交流会を開催しました。

12月21日(木)、視聴覚教室にて、第2回新居浜高専-産総研交流会を開催しました。

 

昨年に続き第2回目となる今回は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 槇田 洋二氏(生命工学領域 健康工学研究部門 生活環境制御研究グループ長)を講師にお迎えして開催しました。

 

『イオン認識材料の開発とその応用』と題する講演で、産総研の紹介、イオン認識性を持つ無機イオン交換体の開発及びその応用研究について、ご講演いただきました。応用研究の紹介の中で、リチウム埋蔵量世界一と言われるボリビアのウユニ塩湖で行ったリチウム回収の実証試験の紹介や、近い将来製品化を目指している抗菌性歯科材料(弾力性と粘着性を持つ入れ歯の調整材)の開発についての紹介もあり、講演後には多くの質問が寄せられました。

 

この講演会には、学生・教職員及び地元企業の方など、約100名が出席し、「大変興味深い内容だった。」「聴いてよかった。」「今後の業務に役立ちそうだ。」等の感想が寄せられ、大変有意義な講演会となりました。