【12/18】介助犬とのふれあいイベントを本校で開催しました。

 令和5年12月18日(月)、本校にて介助犬とのふれあいイベントを開催しました。

このイベントは、社会福祉法人日本介助犬協会主催の啓発活動「四国介助犬キャラバン」の一環で、学生・教職員及び障害支援に携わる外部の方を対象に2部構成で実施しました。

 

 第1部は昼休みを利用し、視聴覚教室と中庭で、介助のデモンストレーションや介助犬とのふれあいを通じて、介助犬の育成や支援の方法などを学びました。第2部は、アシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(AT課程)の受講学生を中心に、介助犬の利活用における手順や有意性、普及活動における障壁(課題)などを掘り下げてお伺いし、デジタルツールの活用など、高専生ができる支援の在り方を検討しました。
 このイベントの目的は2つあり、1つは介助犬とのふれあいを通じて、障がい者をサポートする方法に「介助犬」という選択肢があると学内外の方々に知ってもらうこと、もう1つは介助犬の普及啓発活動のためのデジタルを活用した支援の在り方を検討することでした。

 参加した学生たちは「介助犬になるためには基礎訓練に加え、支援者(車いすユーザー)個人の生活に合わせた対応ができるように、さらに訓練が必要だということがわかった」「車いすユーザーなら誰にでも介助犬が役に立つわけではないことがわかった」「介助犬の普及も障がい者の自立やQOLの向上を目的にしていて、支援技術(AT)と同じであり、場合に応じて介助犬と機器を適切にマッチングする必要があることを再認識した」など多くの課題を知り、今後の普及活動支援アプリの制作に意欲を見せていました。

 

【社会福祉法人 日本介助犬協会】

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