【12/9】「KOSEN-1衛星からのモールス信号を受信してみよう!」を開催しました。

 令和5年12月9日(土)、愛媛県総合科学博物館において、「KOSEN-1衛星からのモールス信号を受信してみよう!」が開催されました。

 国立高専初の超小型衛星「KOSEN-1」は、すでに地球を1万1000周以上しています。本アウトリーチイベントでは、事前募集に応じた小学生から大人までの参加者10組(17名)が参加しました。

 

 今回は、愛媛県総合科学博物館から見たKOSEN-1衛星の出現開始時間が本イベントの開始時間から20分ほどしかなかったため、まず、学生が準備したマニュアルに従い、参加者にダンボール製の八木アンテナを製作してもらいました。その後、屋内の大きな窓から自作したアンテナを使って「KOSEN-1」のモールス信号を受信してもらいました。衛星電波の受信はわずかでしたが、受信したモールス信号に参加者が耳を傾けていました。

 

 衛星電波受信体験会を終えた後、高専人工衛星プロジェクトの概要と「KOSEN-1」、これからのKOSEN衛星シリーズの開発について、本校電気情報工学科 今井 雅文 講師から説明がありました。また、学生スタッフを代表して、これまでの学生主導のアウトリーチ活動を同学科5年 富野 こころ さんから、KOSEN衛星の通信系開発の最前線を同学科5年 窪田 葵 さんから、それぞれ紹介してもらいました。

 

 本イベントを通して、高専における人工衛星開発や宇宙に関する研究を幅広く知ってもらえる良い機会となりました。本イベントの準備や当日のお手伝いは、以下の学生スタッフ13名が中心で行いました。

 

電気情報工学科 5年 窪田 葵さん、河上 京介さん、富野 こころさん、大川 響さん

電気情報工学科 3年 西岡 吟さん、藤岡 至人さん、前橋 ルビン 幸さん、松本 爽太さん、三好 温大さん

生物応用化学科 2年 松本 琉夏さん

電気情報工学科 1年 大久保 睦希さん、古本 莉々さん

電子制御工学科 1年 佐藤 陽太さん

 

 なお、本アウトリーチプロジェクトは、2023年度チャレンジプロジェクトの支援を受けています。新居浜高専後援会をはじめ、ご支援くださった皆様に深く感謝いたします。