【10/31】タイ高専4年次1か月研修が終了しました。

 令和5年10月4日(水)から行われていたタイ高専4年次1か月研修が10月31日(火)に終了しました。

 

 令和元年5月にタイ王国で初めて開校した高専であるKOSEN-KMITLでは日本の高専における1か月の研修がカリキュラムに組み込まれています。今回、本校を含む5高専がこの研修を受け入れることになり、本校にはメカトロニクス工学科4年生20名および引率教員2名が来校しました。

 研修では大型工作機械での実習、人工衛星や電子制御に関する実験実習、日本人学生と協働しての空き缶コプター製作等に取り組むほか、愛媛県内の企業見学やアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2023中国地区大会の見学で見聞を広めました。また、本校学生との交流やクラブ活動への参加を通じて、日本人の友人をたくさん作り、日本の高専での学生生活を体験しました。

 さらに、新居浜市国際交流協会にご協力いただき、週末に一般のご家庭でホームステイを体験して日本文化への理解を深めました。10月5日(木)には石川 勝行 新居浜市長を表敬訪問し、10月19日(木)には国立高等専門学校機構 谷口 功 理事長の視察を受けるなど、盛りだくさんの研修となりました。

 

 研修最終日である10月31日(火)、午前中にタイ高専の学生による成果報告会を行いました。各自がこの1か月の研修で得たものについて発表し、充実した研修であったことが窺えました。午後からは本校の閉会式を行い、鈴木 康司 校長から修了証書を手渡しました。引き続きKOSEN-KMITL、国立高専機構本部、研修受入高専5校をオンラインで接続して全体の閉会式が行われました。

 また、放課後には学生食堂において本校学生の国際交流クラブが企画・運営したフェアウェルパーティーを行い、この1か月で親しくなった学生同士が名残を惜しむ姿があちこちで見られました。ホストファミリーの方々も足を運んでくださり、研修生を温かく見送ることができました。

 

閉会式(本校のみ)

・KOSEN-KMITL学生代表 Watchapon Wongapinyaさん 挨拶

・同教員 Vorapong Sutthisaksri先生 挨拶

・修了証書授与

・鈴木 康司 校長 挨拶

 

閉会式(オンライン)

・各受入高専のKOSEN-KMITL代表学生による研修報告

 (本校から Suchaya Supasitthumrongさん、Kittitouch Chuvongsさん、Wishrawee Jareewanrukさん、Sanun Thaiwongさん)

・受入高専学生代表 挨拶

 (本校から 学生会長 環境材料工学科4年 岡﨑 氷奈乃さん)

 

・国立高等専門学校機構 谷口 功 理事長 挨拶

 

フェアウェルパーティー

・安里 光裕 グローバル教育センター副センター長 挨拶

・本校学生代表 電気情報工学科5年 富野 こころさん 挨拶

・KOSEN-KMITL学生代表 Pimchanok Jumpoldechapuntさん 挨拶

・同教員 Parichat Tanboon先生 挨拶