【8/30~9/1】日本高専学会第29回年会講演会を本校で開催しました。
令和5年8月30日(水)~9月1日(金)、本校において、日本高専学会第29回年会講演会を開催しました。本会は主に高専の教員や学生が参加し、機械や電気といった専門科目や国際交流・地域連携などを通じた教育など幅広い分野の研究・活動発表の場として毎年開催されています。今年は33高専、6大学、4機関から130名を超える教員・学生が一堂に集い、約90件の研究発表があり、その様子はオンラインでも配信されました。
今回は「地域を巻き込んだ社会実装教育」がテーマであり、「高専の社会実装協教育へ期待すること」と題して公益財団法人えひめ東予産業創造センターの矢葺広和氏、丸金義夫氏の基調講演がありました。その後行われたオーガナイズドセッションでは本校や岐阜高専での取り組みについて議論が交わされました。
本校からは教職員20名と学生12名が参加し、ポスター発表における優秀発表者に本校の生物応用化学科5年の越智凜さんと生物応用化学専攻2年の三好望実さんが選ばれました。
また、令和4年度の優れた学生活動について表彰する「活動奨励賞特別賞」を本校ローターアクト部が受賞しました。
研究活動を発表した学生からは、ポスター発表などで忌憚のないリアルな意見交換を経験して、「これからの研究のヒントが見つかり、参加してよかった」「専門外の人にも、わかってもらう難しさを体験できて勉強になった」と話しており、これまでコロナ禍で発表や交流の機会が減っていた中、とても良い機会になりました。