【5/2】重要文化財真鍋家住宅に音声案内装置を設置しました
令和4年(2022年)5月2日(月)、電子制御工学科 出口 幹雄 教授が作成した音声案内装置を、国の重要文化財である四国中央市切山地区の真鍋家住宅に設置しました。
平成18年(2006年)4月9日(日)、「高専アイデア通りプロジェクト」の一環として、音声に合わせて動きながら観光スポットを案内する平家落ち武者ロボットを真鍋家住宅に設置しました。しかし、数年前から落ち武者ロボットの老朽化が進んでおり、復旧困難な状態となっていました。
そのため、音声ガイド機能のみをリニューアルした音声案内装置を新たに設置することとなりました。音声案内装置の設置には出口教授のほかに、同科 松友 真哉 准教授、永井 駿也 助教が参加しました。
音声案内装置では、平家落ち武者による解説と、切山地区の平家伝説にちなんだ歌2曲「切山に霧が舞う」「切山・平家くどき」を聴くことができます。2曲の歌詞を刻んだステンレスプレートは、エンジニアリングデザイン教育センターのレーザ加工機で製作されました。
真鍋家住宅を訪れた地域の方々は、音声案内を聴きながら、切山地区の歴史や平家の伝説に思いを馳せていました。
また、落ち武者ロボットも、停止した状態で引き続き設置しています。
リニューアルした音声案内装置
- 現当主 真鍋 潤 氏(右)と語らう出口教授(左)
- 取材を受ける出口教授
- 音声案内を聴く地域の方々
落ち武者ロボットは動かなくなった今でも、切山地区を見守っています
<ロボット製作・設置の経緯>
平成16年(2004年) 真鍋家住宅の音声案内装置の設置
https://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/no12/guide.html
平成17年(2005年) 真鍋家住宅の音声案内装置を文字表示付きに更新
https://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2005/5_13/index.html
平成18年(2006年) 平家落ち武者型案内ロボットを設置
https://www.niihama-nct.ac.jp/backnumber/2006/4_9/index.html
平成30年(2018年) 真鍋家住宅音声案内装置を更新
https://www.niihama-nct.ac.jp/2018/08/03/entry-topics-10272/
当日の動画はこちら