【12/4】ESD対応学生主体出前授業に関する論文が学会誌に掲載されました。

新居浜高専は、”KOSEN(高専)4.0“イニシアティブ支援対象事業として『社会実装教育を基盤とする地域の次世代型技術者(人財)の育成』を申請し、平成29年6月に採択されました。この事業の3本柱のひとつである、ESD対応学生主体型出前授業(DeMaE授業)に関する論文「持続可能な開発のための教育に対応した学生主体型出前授業の開発と実施」が学会誌「工学教育」に掲載されました。

この出前授業は、新居浜市内の小中学校が取り組んでいる持続可能な開発のための教育(ESD)活動と連携して、次世代型技術者(人財)の基礎となるコミュニケーション能力や自己学習力を養うための学生主体型の出前授業です。平成17年度から実施している出前講座をさらに発展させて、環境・エネルギー問題を中心に、持続可能な社会の創造を目指して社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから解決につながる新たな価値観を自分で考え、行動に移そうとするものづくりマインドを養う目的で行っています。論文では、新居浜市との連携、小中学生からの評価、本校学生の社会人基礎力の向上についてまとめた成果を発表しています。

 

DeMaE授業の紹介:https://www.niihama-nct.ac.jp/lecture/initiative/overview_i/demae_i/

出前講座の紹介:https://www.niihama-nct.ac.jp/demae/demae1.html

 

【文献情報】
掲載誌:工学教育 2020-11 vol.68-6, pp.41-47(2020)
題名:持続可能な開発のための教育に対応した学生主体型出前授業の開発と実施
著者:西井靖博,桑田茂樹,吉川貴士,志賀信哉,衣笠 巧,森本芳樹

 

学生が講師となり授業をしている様子

学生が講師となり授業をしている様子

ディスカッションしている様子

ディスカッションしている様子