節電アクションプラン

R7.6.17

-新居浜高専・節電アクションプラン-

 

【背景・目的】

 昨今の燃料費高騰に伴う電気料の上昇について、本校の現状を把握することで節電に対する関心を高め、電力使用量の縮減につなげる。

 令和7年度の契約電力は650kW(令和6年度の契約電力と同量)。昨年度においては8回のデマンド警報が発報されており、引き続き節電に努める。予測電力が契約電力の超過が判明した場合、デマンド警報により警告すること。

(参考:令和4年度瞬間最大使用量は、730kW(令和5年1月24日(火)12時45分頃)。デマンド警報は延べ21回(同日複数回を含む)。契約電力の変更に伴い、単価の値上がりしたことにより負担額が増大)

 これらのことから、「見える化から始める使用量削減努力」を掲げ、節電への取組みを行うこととした。

 

【目標】

1.契約電力

  今年度契約電力(デマンド)650㎾を超えない

 

2.電力使用量 (学寮地区・学寮食堂、学生食堂・売店、自動販売機等、私用料分を含む)

  電力使用量は昨年度並みを維持し、契約電力を超えないようにする。

 -参考-

 〈電力量:学寮地区・学寮食堂、学生食堂・売店、自動販売機等を含む

   令和7年度目標・・・・・・・・1,613,924kWh(令和5年度を超えない)

   令和6年度使用・・・・・・・・1,677,168kWh

   令和5年度使用・・・・・・・・1,613,924kWh

   令和4年度使用・・・・・・・・1,685,751kWh

 〈料 金:学寮地区・学寮食堂、学生食堂・売店、自動販売機等を含む

   令和7年度(予想) ・・・・38,794,802円(中部電力ミライズ)_前年度使用実績から試算

   令和6年度 ・・・・・・・・・・49,968,121円(ゼロワットパワー)

   令和5年度 ・・・・・・・・・・48,409,756円(四国電力)

   令和4年度・・・・・・・・・・・47,031,235円(四国電力)

 

【予定実施時期等】

 夏:令和7年7月~10月 冬:12月~令和8年3月

 

【節電アクション】

1.エアコンの利用法の見直しによる節電

 ・集中制御の実施

 ・設定温度の設定(夏:28℃、冬:18℃)

  「新居浜工業高等専門学校における冷暖房設備の使用に関する申合せ」より

 ・不在時のエアコンOFFを徹底                                 

 

2.照明による節電

 ・不在時の消灯を徹底

 ・平日の日中、人がほとんどいない箇所は、原則消灯又は部分使用

 ・照度基準範囲内の照明を使用(窓際、廊下など)

 ※教室・黒板の照度は注意

 -参考-

  教職員室300、廊下100、階段150、教室500、実習工場500、体育館300(ルクス以上)下回る場合、

  罰則規定は無いが産業医の改善勧告となる。

 

3.クールビズ・ウォームビズスタイル

 ※教育機関であるため、社会人として良識、節度のある服装とすること。

 ・夏:ノーネクタイ、ノージャケット、チノパンツ、スニーカー、ポロシャツなど

 ・冬:セーターやベスト、カーディガン、タートルネック、インナーなどを着込み適宜調整

 

4.使用しない電気機器の電源及び設定等について

 ・使用頻度の低い電気機器(プリンター、モニター、レンジ等)の電源は小まめにOFFとする。

 ・電気機器の設定変更

 (例:消費電力の大きい装置は計画的に使用。冷蔵庫設定温度は、夏「中」、冬「弱」とする。)

 ・未使用の電気機器のアダプター及びプラグはコンセントから抜く。

 ・エアコンのフィルターをこまめに清掃する(かなり違います)。

 

5.デマンド超過時の対策

 ・節電要請があれば直ちに事務室・教員室等(授業をしている教室等は除く)のエアコンを切る。

 

6.その他

 ・今年度の燃料費に伴い、昨年度と同量の使用電力量であっても、電気料が変動する見込み。

  より一層の節電意識を持ってもらいたい。