【教育・研究活動】【4/30~9/24】生物応用化学科1年生がアントレプレナーシップ教育に取り組みました。

 令和8年4月30日(木)から9月24日(木)にかけて、生物応用化学科1年生対象の情報リテラシーの授業において、SMBC日興証券株式会社と連携したアントレプレナーシップ教育を実施しました。本活動では、「課題発見力」「情報収集・活用・発信力」「創造力」「主体性」の4つのスキルを身につけることを目標とし、人・モノ・お金が地域内で循環することで地域経済が活性化し、暮らしや雇用の環境が向上することが、定住や移住の促進、人口増加につながる仕組みについて学びました。

 初回授業では日興証券の講師をお招きし、「新居浜市の人口を2倍にするためには?」というテーマのもと、直接指導や助言を受けながら活動に取り組みました。アイディアの検討は授業時間内にとどまらず、放課後や夏休み中も活用し、学生たちはクラスメイト、身近な大人、専門家へと段階的に意見を求め、自らのアイディアをブラッシュアップさせました。インタビューにあたっては、学生が自ら連絡を取り、さまざまな立場の人から意見や助言を得ることで、考えを深めていきました。また、インターネットを活用した情報収集を通して、情報を鵜呑みにせず、正確性や信頼性を見極める力も実践的に養いました。このように、教室の外にも学びの場を広げ、自ら考え行動する経験を重ねました。

 そして9月24日(木)に再度日興証券の講師をお招きし、活動の集大成となる成果発表会を実施しました。学生たちは各自のアイディアをグループ内で発表し、4つのスキルについて相互評価を行いました。その後、各グループの代表者が、グループ内でさらに意見交換を重ねたうえで、全体に向けて発表しました。これまでに収集した情報や他者の意見を踏まえ、自分自身の考えを整理して伝えることができました。

 企業との連携を通して実社会に即した課題に取り組むことで、学生たちは社会とのつながりを実感するとともに、新居浜市が抱える人口問題について理解を深めました。初回の授業では積極的な発言が少なかった学生も、活動を重ねる中で、自ら情報を集めたり、他者の意見を取り入れながら考えを深め、発信したりする姿が見られるようになりました。

 本校では、今後も段階的な教育活動を通して学生の主体性を育み、他者との対話や協働によって相乗的な成果を生み出せる人材の育成に取り組んでいきます。