【11/3】ISSN International Best Researcher Award 2022を受賞

令和4年11月3日(木)、生物応用化学科の堤 主計 教授が、International Society for Scientific Network (ISSN) から ISSN International Research Awards 2022 (INTERNATIONAL BEST RESEARCHER AWARD) を受賞しました。

 

この度、Elsevier 社発行のReactive and Functional Polymersで掲載された研究論文「An environmentally adaptable stereocomplex derived from lactide copolymers with improved UV shielding characteristics based on morphological changes, React Funct Polym, 173 (2022) 105148」が、国際科学ネットワーク協会(International Society for Science Network: ISSN)の国際委員会より、世界中の対象研究の中から、高分子化学-環境材料の分野における国際最優秀研究者賞に選出されました。

 

ISSN International Research Awardsは、科学技術全般に関する国際的な進展において、顕著な貢献が認められた研究者へ贈られる賞です。

 

堤主計教授は、自然環境に優しい環境調和型高分子材料の社会における利活用を目指し、『持続可能な開発目標(SDGs)』に取り組んでいます。SDGsの目標17項目の中でも、特に目標13「気候変動に具体的な対策を」における、温暖化が引き起こす様々な自然災害や社会生活への影響などの問題解決の一つとして循環型社会の構築があり、その構成の一部である循環型材料の創製・開発に貢献できる研究活動を実践しています。また、循環型材料の開発だけではなく、新たな機能を付与させた材料の創製に関する研究成果を国内外へ発信しています。このような一連の研究成果から発案された上記研究論文について、ISSNから高い評価を得ることができました。

 

https://issnawards.com/winners-of-iistac-2022/