【11/4,5】GEAR5.0で連携!徳山高専生が新居浜高専でワークショップを実施しました。

令和4年11月4日(金)、5日(土)の2日間、徳山工業高等専門学校機械制御工学専攻2年 中村 征志郎さんが本校を訪れてワークショップの講師補助を務め、機械工学科の学生有志(2年生1名、3年生1名、4年生2名)に対して「電動式ボッチャ装置」の製作を指導しました。

 

電動式ボッチャ装置とは、パラアスリート用のボッチャ競技において、自分の意思で投球方向・投球の強さ(高さ)を調整できるものです。投球は、パラアスリートの場合、残存機能を最大限に活用しなければならないのですが、上肢不自由の場合は「ランプ」と呼ばれる投球(ボールを落とす)装置を用います。このランプを電動にすることで、老若男女、身体能力の差を問わず、同じ条件で競技を楽しむことができます。そのためには、同じ精度(性能)の電動式ランプを複数台製作する必要があります。

 

そこで今回、これまで電動式ボッチャの開発に携わってきた徳山高専の中村さんをお招きし、今後本校の学生が愛媛県内で小中学生とともに製作ワークショップを開催できるように、具体的な回路や、製作上の注意点などについて指導いただき、製作の手ほどきを受けました。

 

参加した学生はノウハウを聞きながら製作を行い、「まだ機械工学科では学んでいない配線図を分かりやすく描く方法など、電子回路についても学べました」と学びの多い時間となった様子でした。