【11/7】新居浜高専創立60周年記念講演会を開催しました。

本校は令和4年度に創立60周年を迎えます。このことを記念して、令和4年11月7日(月)、新居浜市市民文化センター大ホールにおいて、新居浜高専 創立60周年記念講演会を開催しました。

 

講演会の冒頭では鈴木 康司 校長が「十干・十二支の組み合わせは60年で一巡することから、人生の区切りとして還暦と言う言葉が使われ、ここから更に生まれ変わり次の新しいステージに入るという意味もあります。まさに高専もその時代のニーズに合った人材を輩出するために、学校の還暦を機会にして更に次世代へ生まれ変わる時期です。そのための取組として、デジタル人財の育成、社会の急激な変化に対応できる学生を育てるためのSTEAM教育の充実、更なるグローバル化の推進などを行ってまいります」と挨拶を述べた後、石川 勝行 新居浜市長からご祝辞を頂戴しました。

 

続いて、本校金属工学科の卒業生でもある長岡技術科学大学 鎌土 重晴 学長を講師にお招きし、「持続可能な社会の構築に向けて―若者が夢を抱ける社会―」と題して基調講演を行いました。鎌土学長は本校で過ごされた5年間の思い出や、長岡技術科学大学の将来ビジョンや各種プロジェクト、ものづくり地方都市の持続的発展に向けた取組をご紹介し、「SDGsの達成に向けた社会実装化を目指すとともに、地方の魅力創りに大いに貢献してください」と本校への激励の言葉をくださいました。質疑応答では聴講していた学生からの質問にも熱意を込めて答えてくださり、大いに盛り上がりを見せました。

 

休憩を挟んだ後半は、「最近の新居浜高専の活動から」と題して、本校における最新の話題をいくつかピックアップし、最先端の研究内容から教育面での取組まで、また理系の話題から文系の話題までを取り上げて本校教員がご紹介しました。

 

本講演会には石川市長をはじめご来賓の方々、新居浜高専技術振興協力会(愛テクフォーラム)会員の皆様、同窓生及び退職教職員の皆様に多数ご来場いただき、盛会のうちに終了することができました。