【4/30】「新居浜de宇宙最前線!応答せよ、KOSEN-1!モールス信号送受信体験WS&トーク」に本校教員と学生が参加しました。

令和4年4月30日(土)、あかがねミュージアム(新居浜市総合文化施設)において、「新居浜de宇宙最前線!応答せよ、KOSEN-1!モールス信号送受信体験WS&トーク」が開催され、本校電気情報工学科 若林 誠 准教授と 今井 雅文 助教が宇宙理工学教育の取組み、衛星開発や運用について講演しました。

 

午前の部「モールス信号送受信体験ワークショップ」では、令和3年11月にJAXAイプシロンロケットで打ち上げられた高専連携衛星1号機「KOSEN-1」について今井助教が説明をし、その「KOSEN-1」から送られてくるモールス信号を参加者親子と一緒にあかがねミュージアム2階テラスで受信しました。実際に衛星から送られてくるモールス信号の電波を、手に持った簡易アンテナから受信し、パソコンを使って音として聞こえるようにする作業を本校電気情報工学科4年 窪田 葵さん、大川 響さん、富野 こころさんがお手伝いしました。

 

午後の部「宇宙科学トーク」では、若林准教授が高専間で連携した宇宙理工学教育の取組みを紹介し、文部科学省に採択された宇宙航空人材育成プログラムの実施内容や、本校のクラブ活動である宇宙工学研究会の活動について講演しました。また、令和3年度の「種子島ロケットコンテスト」にオンライン出場した模擬・惑星探査機(CanSat)の実物を動作させ、会場内で探査機が走行する様子を参加者にも楽しんでもらいました。

今井助教は「KOSEN-1」の現状や、現在開発中の「KOSEN-2」について講演しました。「KOSEN-1」からのモールス信号を解読している富野さんや、「KOSEN-2」のソフトウェア開発をしている窪田さんと大川さんからそれぞれ現場からの声を参加者に伝えてもらいました。

 

参加した小学生からは「難しいところもあったけど楽しかった」という感想をいただきました。これからも高専における衛星開発や宇宙理工学に関連した取り組みを、市民の皆さんにも幅広く発信していきたいと思います。