【4/1】この春、女子寮をリニューアル!紬寮の改修が完了しました。

令和4年3月、本校敷地内にある学寮棟のうち向陽寮の改修が完了しました。従来は男子寮として使用していましたが、この春から女子寮として生まれ変わり、名称も「紬(つむぎ)寮」と改まりました。

紬寮は全室個室で、談話室・浴室・シャワー室・ランドリースペース等を備え、棟内に女性教職員用の宿直室があり、カードキーによる入退館システムや防犯カメラも設置されています。新学期を迎えて足を踏み入れた寮生たちは、リニューアルした寮の姿に目を輝かせていました。

また、これまで女子寮として使用していた桜風寮及び清風寮は、それぞれ「松風(しょうふう)寮」、「蒼風(そうふう)寮」と改称し、男子寮となりました。併せて、紬寮北側の広場を「春夏秋冬(ひととせ)広場」と命名しました。この度の改称・命名はいずれも寮生から案を募り、投票により決定したもので、それぞれ次のような思いが込められています。

 

◆紬(つむぎ)寮(発案者:電気情報工学科5年 伊藤 詩乃)

「紬」=着物のイメージから、不揃いの紬糸を丁寧により合わせて作るイメージで、「根気強く努力する」学生の寮という願いを込めています。
また「夢をつむぐ」という願いも込められています。

 

◆松風(しょうふう)寮(発案者:電子制御工学科4年 前川 幸馬)

海風や台風に耐える強い意味を込めて「松」という漢字を入れました。

 

◆蒼風(そうふう)寮(発案者:生物応用化学科1年 若杉 南斗)

これまでのイメージを残しつつ、新しく男子寮にするということでリフレッシュの気持ちを込めて「蒼」という漢字を入れました。

 

◆春夏秋冬(ひととせ)広場(発案者:生物応用化学科5年 大名門 みのり)

四季(春夏秋冬)どんな時期でも、ひとが集うという気持ちを込めてこの名前を入れました。

 

※敬称略、学科・学年は令和3年度当時

 

令和4年4月25日(月)、鈴木 康司 校長と日野 孝紀 寮務主事が紬寮を訪れ、寮生会長 上田 雅也さん、女子寮長 藤山 純夏さん、男子指導寮生長 大塚 紫文さん、女子指導寮生長 野間 朱莉さんと記念撮影を行いました。鈴木校長からは「コロナ禍と改修が重なりご不便をかけましたが、改修により少しでも居住環境が良くなるよう願っています」とコメントがありました。 

寮生からは「紬寮はお風呂が広くなり、待ち時間が減って便利になった」「男子寮でもお風呂の数が増えて嬉しい」「設備も新調されて気持ちよく使える」といった感想が聞かれました。新しくなった学寮で、寮生の皆さんがより安全かつ快適に毎日を過ごし、友人とともに充実した学生生活を送れることを祈っています。

紬寮内部をご紹介!