【12/4】全国高等専門学校デザインコンペティション2021in呉に出場しました。

令和3年12月4日(土)に呉工業高等専門学校を主管校として、全国高等専門学校デザインコンペティション2021 in 呉(メインテーマ:Restart)が開催され、本校から「構造デザイン部門」に機械工学科5年生が出展・参加しました。

構造デザイン部門は「鉄球の再来」をテーマとしており、紙を素材としたペーパーブリッジを製作し、その耐荷性能、質量、デザイン性を競います。昨年度までのルールである50kgの静的荷重に加え、今年度は5kgの移動荷重(鉄球)を通過させました。本部門には35作品の参加があり、本校からは「玉置(たまおき)」という作品で参加しました。
(名前の由来:メンバーの一人、玉置(たまおき)君が鉄の「玉」を「置」くため)

鉄球を最速で転がすため、張り出し部にサイクロイド曲線を用い、現代建築のCFT材からヒントを得て圧縮材に帯状の紙を巻き、圧縮耐力を向上させました。試作では何度も成功しましたが、本番では静的荷重の50kgには耐えたものの、移動荷重の鉄球が転がる際に橋の中央から落下する結果となりました。残念ながら35作品中14位となり、想定外の結果となりましたが、学生は大会を通して形にできない多くのものを得ることができました。

 

出展・参加した機械工学科5年生5名

出展・参加した機械工学科5年生5名

ペーパーブリッジ作成の様子

ペーパーブリッジ作成の様子

作品:玉置

作品:玉置

競技中の様子

競技中の様子