【9/28】”使う人の目線で考えるものづくり教育”特別支援学校の教材づくりとオンライン交流会を行いました。

令和3年9月28日(火)、機械工学科2年生が、「ロボティクス基礎演習」の授業で製作した特別支援学校向けの「教材」を使って、愛媛県立新居浜特別支援学校川西分校の小学部児童たちと交流会を行いました。

「教材」は、学生が班に分かれて『ワンクリック(一つの動作)で音が鳴る認知訓練器の開発』というテーマのもと、児童が楽しんで使えるものを目指してアイデアを出し合い製作したものです。

この取組は毎年行っていますが、今年度の交流会は初のオンライン開催となり、学生たちから作成した教材のプレゼン(紹介)を行った後、支援学校の児童たちが実際に試用している様子をLIVE配信してもらう形で進められました。画面越しにコミュニケーションを取りながら、支援学校の先生方から改善につながる様々なアドバイスをいただきました。

今回の交流会で学生たちは、課題を発見し、解決案を具現化するうえで、ユーザー目線の思考が大切であることを実感した様子でした。また、画面を通して伝える難しさを感じながらも、各自工夫しながらコミュニケーションが取れたことはいい経験になりました。これらの経験を、今後のものづくりに活かしてくれることを期待しています。

 

「教材」製作の様子

「教材」製作の様子

学生による製作した教材のプレゼン

学生による製作した教材のプレゼン

特別支援学校からのLIVE配信を見る学生たち

特別支援学校からのLIVE配信を見る学生たち

特別支援学校からのあいさつの様子

特別支援学校からのあいさつの様子