【9/28】AT課程の4年生が認知症サポーターになりました。

令和3年9月28日(火)、アシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(AT課程)の一環として、新居浜市地域包括支援センターから講師を迎えて認知症サポーター養成講座を開催し、受講した4年生7名全員が認知症サポーターになりました。

5学科から集まった4年生7名は、AT課程の科目「アシスティブテクノロジー基礎」を半年間受講し、様々な心身機能の欠損と「環境がつくる障害」について学んできました。また、人間はミスをするものであり、ヒューマンエラーをゼロにはできないことを前提に、ミスを起こしにくくするため、あるいは、ミスが生じても大きな被害が出ないようにするためのものづくりについて考えてきました。この養成講座では、認知症の症状(中核症状と行動・心理症状)についてお話しいただき、そのうえで、認知症の方への接し方について学びました。

 学生からは、「認知症の方への対応の心得3原則、具体的な7つのポイントを学ぶことで、実際に、街で徘徊が疑われる方を見かけたときの対応の仕方がわかったので、見守り、関連機関への連絡、声かけなどを行って、大きな事故につながらないようにしたい」「今日学んだことを踏まえて、より安心して使える支援機器開発につなげていきたいと強く思った」といった感想が寄せられました。認知症サポーターとしての知識を、AT課程で後期から取り組む「ものづくり」に活かしてくれることを期待しています。

 

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