【4/1】本校の教員が2021年度池谷科学技術振興財団助成対象者に選ばれました。

このたび、本校数理科 朝日 太郎 教授が「硫黄含有酸化物ガラスをホスト材料に用いた高輝度蛍光体の実現」の研究課題で、公益財団法人 池谷科学技術振興財団が行う研究助成に採択されました。

池谷科学技術振興財団の研究助成は、先端技術及びこれに関連する科学技術分野における研究課題に対して行われるものであり、科学技術の振興を図り、社会経済の発展に寄与することを目的としています。

当研究課題は、吸収した紫外線や青色光のエネルギーを賦活イオンに移動させる役目を担う硫黄元素に着目した、硫黄含有酸化物系ガラス蛍光体の作製とそのエネルギー移動メカニズムの解明を行うもので、LED用蛍光体への適用を目指した従来にない高輝度蛍光ガラスの創製を最終的な目的とするものです。

なお、本校からの採択課題は、2017年度の環境材料工学科 當代 光陽 准教授の「先駆的Bio-ハイエントロピー合金の開発」、2020年度の環境材料工学科 真中 俊明 講師の「高強度アルミニウム合金における水素集積・亀裂発生の同一視野連続観察」に続いて3件目となります。