【3/16】第55回卒業式・第28回専攻科修了式を挙行しました。

令和3年3月16日(火)、本校第1体育館で、第55回卒業式・第28回専攻科修了式を挙行し、本科卒業生202名(ラオスからの留学生1名を含む)、専攻科修了生20名が本校を巣立ちました。

卒業証書、専攻科修了証書、今回初めて卒業式で授与することとなった特別課程修了証の授与に続き、新居浜市長賞、新居浜商工会議所会頭賞等の表彰がありました。

その後、八木 雅夫校長が式辞を述べ、「皆さんの学びは机上のみではなく、社会や地域と連携して日々の積み重ねにより自身が獲得されたものと思います。こうした「経験知」(経験による叡智)は、高専という学校種における教育成果の大きな部分を占めていると思います。卒業生、修了生の皆さんは、本校を巣立ち、ソーシャルドクター(社会のお医者さん)として、様々な場面で課題解決に取り組んでください。ピンチをチャンスにする高専卒の意気込みを期待しています」と卒業生・修了生にエールを送りました。

次に、石川 勝行 新居浜市長から、「喜びも苦しみも分かち合った仲間たちとの絆をこれからも大切にし、一生の宝物にしていただきたいと思います。また、コロナ禍の中で大変な思いをした経験を、逆境を跳ね返す逞しさに変え、無限の可能性を秘めた未来を切り拓いていってください」と祝辞をいただいたほか、ご来賓の方々から祝辞が贈られました。

これに対し、卒業生を代表して、環境材料工学科の藤田 涼雅さんが、「これからは、異なる道に進み、新しい環境に入ることになります。その中で困難にぶつかり、心が折れそうになる時が来ることもあると思います。そんなときは、友人と過ごした日々やこれまでに学び培ってきた知識や技術が私達の心の拠り所となってくれるでしょう」と謝辞を述べました。

続いて、専攻科修了生を代表して、電子工学専攻の高橋 慶一郎さんが、「この恵まれた学び舎で仲間と共に過ごした日々はかけがえのないものでしたが、これからは各々自分で決めた次のステージに足を進めます。7年間の経験を遺憾なく発揮し、新居浜高専の卒業生として多方面で活躍できるよう努力して参ります」と力強く抱負を述べました。

今回の式典は新型コロナウイルス感染症対策の下で挙行し、マスク着用・手指消毒・換気の徹底等のほか、列席者数を制限するなど例年より縮小した形での実施となりましたが、列席者の皆様には感染拡大防止にご協力いただき、無事卒業生・修了生を送り出すことができました。

 

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