【12/10】1年生が「発明トレーニング」に挑戦!知的財産セミナーを開催しました。

令和2年12月10日(木)、3名の弁理士(村上 武栄 氏、乙部 孝 氏、安永 義勝 氏)を講師にお迎えして、「ロボティクス入門」の授業の一環として知的財産セミナーを開催し、機械工学科の1年生42名が参加しました。

 

このセミナーは、高専機構と連携・協力に関する協定を締結した日本弁理士会のご協力のもと、知的財産の普及啓発や知的財産の知識を有する人材育成等を目的として平成25年度から実施しており、今回で8回目の開催となります。

 

今回のテーマは「発明トレーニング」で、前半の講義で「発明の本質」について学び、後半はグループワーク形式の演習で、歩きスマホ防止策を考えて発表しました。

 

学生たちからは、
「新しい発明は、従来技術の課題を達成することでできるとわかった」「アイデアの共有の大切さを知ることができた」「グループの人との意見の出し合いが、考え方の勉強にもなり、発明についての理解が深くなりました」
といった声が聞かれ、たくさんの学びを得た様子でした。また、
「アイデアを共有することによって、人と自分の意見を合わせたりして、新しいアイデアができて、とても楽しかった」「発明についてよくわかったので、これからの問題解決に活かしていきたいと思います」「発明するには、創造力だけでなく、課題や従来技術などの過程も大事なんだと感じました」
などといった感想が寄せられました。学生がこれまで学んできた「アイデアの創出方法」などが発明に繋がっていることに気付き、さらには、これから授業で学ぶ内容にも繋がる非常に有意義な時間となりました。

 

「発明の本質」についての講義風景

「発明の本質」についての講義風景

熱心なグループワークの様子

熱心なグループワークの様子

各グループのアイデアの発表

各グループのアイデアの発表