【8/27】”一流のものづくりを伝承する” 次世代型プラント技術者育成特別課程(PE課程)に関する論文が学会誌に掲載されました。

本校では、2018年度から「次世代型プラント技術者育成特別課程(PE課程)」を開講しています。このたび、この教育活動をまとめた論文が、査読審査を通過して「日本高専学会誌」に掲載されました。

愛媛県東予地域では多岐にわたる製造業が盛んで、多くのプラントが存在しています。これらプラントの安定操業には優れたプラント技術者が必要であり、その人材育成が強く求められています。こうした地域社会からの要望に応えるべく、地域企業等と連携してPE課程を開講しました。

PE課程の目的は、プラントに関する基礎知識・技術を修得し、プラント技術の伝承・先進化に意欲を持った次世代型プラント技術者を育成することです。プラント技術者として必要な知識と技術を企業の現役技術者から直接教えてもらえることがPE課程の大きな特徴です。高等教育機関と地域企業等が連携して体系的にプラント技術者育成教育を実施するのは、全国的にも珍しい貴重な取組と言えます。地域の基幹産業の発展に寄与できるよう、PE課程を今後も安定的に継続させてまいります。

 

PE課程の紹介:http://www.niihama-nct.ac.jp/lecture/specialcourse/pe-course/

 

【文献情報】
掲載誌:日本高専学会誌 Vol.25, No.3, pp.1-6(2020)
題名:地域企業との連携によるプラント技術者育成特別課程
著者:志賀信哉、加藤克巳、橋本千尋、真中俊明、衣笠 巧

PE課程の授業の様子

PE課程の授業の様子

PE課程の授業の様子

PE課程の授業の様子