【2/27】環境材料工学科の取組が新聞で紹介されました。

令和2年2月27日(木)、本校環境材料工学科4年生による『エネルギー教育』の出前授業が、ハートネットワーク及び読売新聞で報道されました。

 

この出前授業では、小学生に発電をテーマとした内容で授業を行うとともに、環境材料工学科4年生の実習科目『材料創成デザイン演習』において学生が自ら製作した発電装置を贈呈し、小学生の理科や工学に関する興味を涵養することを目的としています。

 

発電装置は廃棄自転車を再生利用して製作したものであり、環境材料工学科4年生全員で合計11台の発電装置を製作し、この中から審査員によって選ばれた3台の装置を市内の小学校3校に贈呈することになりました。今回の出前授業では、実際に小学校6年生の理科の授業時間を利用して、本校学生が授業を実施した後、製作した発電装置を贈呈して発電を体験してもらいました。

 

授業を受講した小学生からは、「みんなを笑わせるようなことをしながら、勉強になることをたくさん話していて、ぼくもそんな人になりたいなと思いました。」「普通の理科の授業では味わえない面白い機械や装置を見られてよかったです。」といった感想が聞かれ、実際に発電を体験した時にはとても大きな歓声があがっていました。また、装置を製作した学生は、「使ってくれる小学生のことを考えながらものづくりをして、実際に完成した装置を喜んでもらえたときには、ものづくりをする技術者としての喜びを実感することができました。」と感想を述べていました。

 

なお、今回発電装置を製作した実習科目『材料創成デザイン演習』は、環境材料工学科の志賀 信哉教授・松英達也教授・平澤 英之准教授、技術室の吉良 真技術専門職員・藤岡 章太技術職員に加え、電子制御工学科の田中 大介助教が指導を担当し、昨年度に引き続き、学科を超えたものづくり教育を実施することができました。

 

学生が製作した発電装置の発表会

発電装置の審査の様子

金栄小学校での出前授業の様子

惣開小学校での出前授業