【2/21】電気情報工学科学生38名が、第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程を修了し、免許申請書の作成を行いました。

電気情報工学科において、本年度38名の学生が、無線従事者資格の1つである第一級陸上特殊無線技士資格取得のための長期型養成課程を修了しました。これに伴い、2月21日(金)3限目を利用して『免許申請書』の作成を行いました。

 

本年度は、電気情報工学科5年生の38名が上記の長期型養成課程を修了し免許申請を行います。本課程の設置は、全国51国立高専に100学科以上ある電気・電子・情報系学科の中でも、本校を含め8高専(9学科)しか認定されてない(平成元年7月現在の登録件数)、数少ない過程です。また、本免許は、業務独占資格と呼ばれる関連業務を行うためには必携の免許であり、一度取得すれば生涯にわたり使用でき、更新不要の免許です。本資格の保有者は、情報通信系、電力系の企業で重宝されています。

 

本資格で扱える無線設備の範囲は、「電気通信業務用、公共業務用等の多重無線設備の固定局、基地局等の技術的操作(30MHz以上の電波を使用する空中線電力500W以下のものに限る)」です。

 

本校の電気情報工学科では、平成19年度に総務大臣からこの過程の認定を受け、これまでに、400人を超える取得者を輩出しました。卒業生からは、「新入社員の中で持っているのは自分だけだ。新居浜高専すばらしい」「業務を行う上でたいへん役に立っている」といった声が多く寄せられています。

 

また、本年度の電気情報工学科5年の学生1名は、更に上位資格の第一級陸上無線技術士の資格試験にチャレンジし、見事に取得しました。

 

学生の卒業後の活躍を期待しています。

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免許申請書作成後の記念撮影の様子