【12/11】第17回キャンパスベンチャーグランプリ四国にて本科生が佳作に選ばれました。

令和元年12月11日(水)、リーガホテルゼスト高松において、第17回(2019年度)キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)四国の最終審査会と表彰式が行われました。書類審査を通過した8組のプレゼンテーションが行われ、本校生物応用化学科4年(科学研究会)岡本 梨沙さんと阿部 夢翔さんの『多孔質ガラス/二酸化チタン複合体による水浄化』が佳作を受賞しました。

 

受賞したテーマは、愛媛県内で排出される水産廃棄物のアコヤ貝殻と自治体から入手した、廃ガラスを原料として作製した、水に浮く軽量発泡ガラスの表面に光触媒TiO2を固定化したものを水面に配置し、湖や池のCOD削減を実現するプランです。

 

CVG四国は、起業家精神を持つ四国地区の学生による画期的なアイデアを競うコンテストであり、新産業の創出及び人材育成を目的として2003年度から開催されています。

 

生物応用化学科及び生物応用化学専攻では、第4回(2006年度)以降、14年連続で多くの受賞者を輩出しており、日頃から「創造化学実験」や「グループ科学実験」等をテーマとした授業で創造力と課題解決力を養う教育に力を入れるとともに、各種コンテストへのチャレンジを積極的に行っています。

 

※COD・・・化学的酸素要求量(Chemical Oxygen Demand)のことで、水中の被酸化性物質を酸化するために必要とする酸素量で示したもの。水の汚れを表す指標の一つ。

cvg

(左から)受賞した岡本さんと阿部さん