【12/14,15】サイバーセキュリティに関する警察庁の出張講義を実施しました。

平成30年12月14日(金)、15日(土)の2日間、本校が参加する情報セキュリティ人材育成事業(K-SEC)の一環として、四国管区警察局の方を講師としてお招きし、学生を対象にサイバーセキュリティに関する講演及び体験型実習を実施しました。

 

1日目は、本校の階段教室において講演とデモンストレーションを実施し、2年生から4年生までの学生約120名が参加しました。講師の四国管区警察局 情報技術解析課 谷本 氏から、「警察におけるサイバー空間の脅威への対処について」と題した内容で、昨今のサイバー攻撃等の動向や各種統計情報、情報セキュリティ人材の必要性についてご講演いただきました。講演後は、同警察局の 二條 氏から、標的型メールにより実際にマルウェアに感染した場合、どのように攻撃されるかを、わかりやすくデモンストレーションいただきました。

 

2日目は、電気情報工学科棟の学生実験エリアにおいて体験型実習を実施し、1年生と4年生の学生7名が参加しました。講師の二條氏から「Web掲示板脅迫文章書き込み事件」に対する技術支援(ログ解析)に関して、心構えや注意点、おおまかな手法等の説明をいただいた後、実際のデータに対して各種ツールを利用して解析を進めていきました。普段体験することのない実習に、参加した学生にとってはたいへん貴重な体験となりました。

 

本校は平成29年度から、第4ブロック中国四国地区高専拠点校の高知高専の下、この情報セキュリティ人材育成事業(K-SEC)に参加し、近年増加しているサイバー攻撃に対応できる人材の育成に取り組んでいます。

 

谷本氏の講演の様子(1日目)

谷本氏の講演の様子(1日目)

二條氏のデモンストレーションの様子(1日目)

二條氏のデモンストレーションの様子(1日目)

二條氏の講演の様子(2日目)