【12/14】「次世代型プラント技術者育成特別課程」の試行授業を実施しました。

12月14日(木)、「次世代型プラント技術者育成特別課程(PE課程)」の試行授業を、本科5年生及び専攻科2年生対象に実施しました。PE課程は、”KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ支援対象事業の一つであり、平成30年度から正式に4,5年次に開講する予定です。今回は試行授業の1回目として、「機器の検査法(1)回転機械の状態監視と精密診断」の講義を、新日鉄住金株式会社OBの 末石 章二 氏にしていただきました。受講生は希望者多数のところ10名を選抜して行いました。モーターなどの回転機械の検査を、直接耳で聞いて判断するところから高性能診断器を用いて解析するまで、幅広く高度な内容を説明してくださいました。受講した学生は「実際の現場で役に立ちそうな講義を受けることができてよかった。」と感想を述べていました。

 

なお、同様に来年度開講予定の「アシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(AT課程)」の試行授業は、すでに9月12日(火)~22日(金)に「立位訓練用下肢屈伸器の製作」などについて外部講師2名を招いて行っており、その後も定期的に継続実施しています。その成果は、11月18日(土)の日本福祉工学会九州支部大会2017におけるポスター講演優秀賞受賞につながっています。