【8/31~9/3】高専スペースキャンプin四国2017を開催しました。

8月31日(木)~9月3日(日)、新居浜市のマリンパーク新居浜及び黒島海浜公園において、「高専スペースキャンプin四国2017」を開催しました。

この催しは、公益財団法人セコム科学技術振興財団から助成を受けて開催したもので、高知高専が主管校となり、本校が会場校として参加したほか、徳山高専、明石高専、岐阜高専、米子高専、群馬高専、鹿児島高専、福井高専、松江高専、大分高専、苫小牧高専の計12校が参加しました。

 

8月31日(木)には、日本宇宙フォーラム常務理事の吉冨進先生による特別講演『宇宙デブリの現状と将来』が開催され、1日(金)には缶サット(模擬人工衛星)製作講座やモデルロケット製作講座等が行われました。缶サットは一般的な製作方法を学んだ後で、グループごとにミッション(データ取得、画像撮影、姿勢制御等の缶サットに行わせる動作)を考え、それを遂行するための缶サット製作を行い、グループによっては深夜まで作業が続きました。

2日(土)には黒島海浜公園に移動し、前日に製作した缶サットやモデルロケットを用いた実験を行いました。缶サットはグループごとに係留気球からの投下実験を実施し、モデルロケットは1人ずつ打ち上げと回収を行いました。特に缶サットの投下実験は、グループごとにミッションの達成度を競い合う「高専缶サット大会」として実施し、各グループで様々な工夫を凝らした缶サットが登場しました。更に今年度の新しい試みとして、缶サットをモデルロケットで打ち上げ、データを取得するという実験も行われました。

 

このキャンプには、本事業の共同参画者である本校電気情報工学科若林 誠 講師の引率のもと、同学科5年の 大原 航 さん、平井 雄一朗さんも参加し、楽しみながら理解を深めていました。

 

缶サット製作講座

モデルロケット製作講座

space4缶サット投下実験

ロケット打ち上げ実験

モデルロケットによる缶サットの打ち上げ

実験後の集合写真