【教育・研究】【10/28,11/5】SMBCコンシューマーファイナンス株式会社による金融に関する出前授業を実施しました。

 令和6年10月28日(月)および11月5日(火)の特別活動で、生物応用化学科4年生を対象に、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社松山お客様サービスプラザから、金融教育として「ローン・クレジット、金融トラブルについて学ぶ」「資産形成について学ぶ」について出前授業を実施していただきました。この金融出前授業は7月1日の「生活設計・家計管理について学ぶ」と連動した一連の実施となります。

 10月28日の回では、まず契約についてお話があり成年年齢に達した4年生は親の同意が無くても契約ができるということから、契約の成立条件、内容についての義務と権利、解約についてなど契約についての認識、理解の大切さを学びました。その上で、ローンやクレジットでの契約について自動車の購入など具体的な契約を例にワークも交えながらどんなメリット、デメリットがあるかを学びました。金融トラブルについてもアルバイト詐欺、闇バイト、ネットショッピングなど手軽にネット上で契約できるからこそのトラブルについて学びました。学生アンケートでは、「実際のお客様のトラブルの具体例も交えてわかりやすかったです。」、「どんどん巧妙化していく詐欺に、私は引っかかる可能性があるためクーリングオフなどの対処法などを勉強していきたいです。」、「便利なものだけど使い方をきちんと理解して正しく使用することを心がけようと思った。」などがありました。

 11月5日の回では、将来に備えるお金の話という切り口でライフイベントごとのお金の出入りをイメージしながら投資の正しい理解、どんな種類がありメリット、デメリットがあるかをクイズやゲーム、簡単なワークを入れながら講義いただきました。学生アンケートでは、「債券や投資、投機について知らないことが多かったので、違いを知れてよかった。」、「投資体験ゲームが印象に残りました。実際には、ただ株価が安いときに買えばいいというわけではないことも覚えておきたいです。」、「投機のタイミングが難しいと思いました。私もNISAをしていて、分割にしているのですが本当にこれが合っているのかあまり理解していませんでしたが、実際に行って理解することができました。」などがありました。

 高専においても金融教育、マネタイズの知識は必要な素養になってきました。今回学生たちはそれを学ぶ機会となり大変有意義な一連の講座となりました。