【国際交流】【11/4】本校一期生 TED Saeki 氏のグローバル×キャリア特別講演会を開催しました。

 令和6年11月4日(月)、本校の第一期生で現在ハワイ在住のTED Saeki(佐伯 徹郎)氏(以下、テッド氏と略称)のグローバル×キャリア特別講演会を開催しました。

 テッド氏は、昭和37年(1962年)に本校電気工学科に第一期生として入学、昭和42年(1967年)に卒業後、西条市の松下寿電子工業(現・パナソニック)に就職され、翌年に突然ハワイ支社への出向となり、以来、現在に至るまでハワイで暮らしています。

 今回、テッド氏の母校訪問が実現し、学生の国際化とキャリア支援を目的としてご講演を依頼したところ、「いまの学生たちに自分の経験が少しでも役に立つのなら喜んで」と、ご快諾いただき、この特別講演会が実現しました。

 講演(演題:「ある一期生の足跡」)は、新居浜高専での学生生活、海外で働くこと、ハワイの紹介など多岐にわたり、学生も教職員もみな興味深く、その話に聴き入っていました。テッド氏は、「生涯アオハル」を掲げてご壮健で、その根底には「Change is the essence of life(生きることは変化し続けること)」という信条があり、私たちはその生き方に共感を覚えました。講演会にはテッド氏を慕う同窓生や後輩の皆さんも集まり、本校の草創期を支えた先輩方の貴重な体験もあわせて聴くことができ、とても充実した楽しい時間となりました。テッド氏は講演後、ここで出会えた学生たちとの「ハワイでの再会」を期して、母校を後にされました。

 最後になりましたが、常日頃から本校の発展にご尽力いただいている平田 利實 氏(新居浜市少年少女発明クラブ事務局長)には、連絡や依頼などの労を取っていただきました。ここに深く感謝申し上げます。