【国際交流】【8/6~12】タイ高専短期研修を実施しました。
令和6年8月6日(火)~12日(月)、タイ高専短期研修を実施し、本校学生10名が参加しました。
令和元年5月にタイ王国で初めて開校した高専であるKOSEN-KMITLとは、昨年10月に本校でKOSEN-KMITLの学生20名の研修を受け入れるなどして交流してきました。今回は本校学生のKOSEN-KMITL訪問を初めて企画したところ、3年生及び2年生から10名が参加することとなりました。
7日(水)から9日(金)にはKOSEN-KMITLの授業に参加しました。学生たちは全て英語で行われる授業についていくのに苦労していましたが、タイの学生の手助けもあって徐々に溶け込み、次第に積極的になっていく様子が見られました。実験・実習や数学、物理、化学の授業ではわからないところを教えてもらいながら参加し、タイ語や英語でタイの学生たちとの交流を思い切り楽しみました。また、文化交流等の時間では、新居浜高専について紹介したりゲームを楽しんだりしました。
8日(木)にはKOSEN-KMITL校長 Nattawoot Depaiwa先生と面会し、歓迎の言葉をいただきました。最終日の夕方にはフェアウェルパーティーを開いていただき、機械工学科3年 西岡 桐弥さんと同 浦上 奏真さんが、参加者を代表して英語で感謝の挨拶を述べました。
10日(土)からはタイの古都アユタヤを訪れたりバンコクの寺院ワット・ポーを見学したりと、タイの文化についても学びました。
参加した学生からは、「タイの学生は日本の学生より積極的で、楽しい授業だった」「英語が得意ではないので最初は不安だったが、タイの学生が日本語で話しかけてくれたり、単語だけで話しても一生懸命聞いてくれたりしたので大丈夫だった」「研修前よりもコミュニケーション能力が向上し、人前で話すことに自信がついた」といった感想が聞かれました。
今回は、昨年本校で研修を行ったKOSEN- KMITLの5年生とも再会することができました。また、本年10月には同校の3年生が本校で1か月研修を行う予定です。
今後も、同校との交流を通じて本校学生のグローバルマインドを涵養していきたいと思います。
※今回の研修は、高専生の海外活動支援事業により一部支援を受けて実施しました。