【教育・研究】【8/5】AT特別課程『アシスティブテクノロジー・コーオプ演習』を実施しました。

 令和6年8月5日(月)にアシスティブテクノロジー技術者育成特別課程(AT課程)の「アシスティブテクノロジー・コーオプ演習」を医療法人財団慈強会 松山リハビリテーション病院の協力を得て実施しました。今回、同病院を訪問し、AT課程の前期科目「臨床支援機器開発演習」で作製してきた全テーマについて、学生達が現場スタッフの方々に成果報告をし、臨床現場で実際使用するにあたって必要な改良点などについてディスカッションを行いました。また、回復期病院内の施設見学、実際のリハビリ現場も見学し、持参した製品が実施にどのような環境で、どのような方々が使われるかなど学びました。

 この報告会では、タイプの異なる「音声操作用ナースコール装着装置」や「ウェラブル角度計測器」、市販の筋電計からのデータを容易に可視化して訓練中の患者にその場で開示しながら歩行チェックなどができる「アプリケーションの開発」などについて議論しました。その結果、学生達は医療的に必要なデータの解釈や、病室での具体的な設置方法など現場での詳細な状況を感じることができ、今後の改善に役立てられるよう活発な意見交換を行いました。

                      製品に対する意見交換の様子