【産学連携・地域連携】【6/21】蓄電池人材育成(COMPASS5.0)の公開授業を実施しました。
令和6年6月21日(金)、本校機械工学科及び環境材料工学科の1年の学生を対象に、バッテリー教育の教材を用いた授業をそれぞれ実施しました。このうち、機械工学科の授業は公開で行いました。今回用いた教材は、関西蓄電池人材育成等コンソーシアムと連携し、試作を重ね、昨年度完成させたものです。公開授業には、経済産業省商務情報政策局電池産業室をはじめ、近畿経済産業局、四国経済産業局の方々も公開授業を訪れ見学されました。授業後には、資料のブラッシュアップや今後の全国での授業の進め方などについて担当教員と意見交換も行いました。
受講後のアンケートから、「電池産業が発展すると僕たちの生活がより良くなることがわかった」「バッテリー産業が日本の得意な分野であり、もっと発展させたいと思いました」「蓄電池は社会をより良くするうえで重要であり、軽量化・効率化をあげたりすることで、地球温暖化を緩和したり、未来のできることの幅が増えることがわかった」などといった学生の声が聞かれ、蓄電池について学ぶきっかけになったようでした。また、「どのように生産されるか知りたい」など、教材の続編についても興味を示した学生もいたことから、今後、本教材を使ってより深化させた講義を行う時間を確保していくことを計画中です。さらには、本校の他学科及び他高専においても本教材を活用できる授業のカリキュラム化を行っていく予定です。併せて、講義により身に付いた知識の評価基準の明確化も現在検討中です。