【3/18】令和5年度「デザインパテントコンテスト」で生物応用化学科5年生が優秀賞と日本弁理士会会長賞を受賞しました。
令和6年3月18日(月)、パテントコンテスト/デザインパテントコンテストの表彰式が東京にて5年ぶりに全受賞者が一堂に会して開催されました。生物応用化学科5年 新延 亜利紗さんが創作した『ウェーブ状鉛筆』が意匠登録出願支援対象「優秀賞」と特別賞「日本弁理士会会長賞」をダブル受賞しました。その「受賞」記事が、3月15日(金)版の愛媛新聞・第9面に掲載されました。
なお、新延さんは同日挙行された本校卒業式参加のため表彰式は欠席となり、3月25日(月)に2枚の表彰状が本校へ送られて来ました。
受賞作品は、指導弁理士・小笠原先生の支援を受けて2月7日(水)に意匠登録出願を済ませ、現在、意匠権取得までの手続きを体験中です。
このパテントコンテスト/デザインパテントコンテスト(主催:文部科学省、特許庁、日本弁理士会、独立行政法人工業所有権情報・研修館)は、高校生、高専生、大学生の知的財産マインドを育てることを目的に、毎年開催されています。
令和5年度は応募総数622件から「優秀賞」32件が選出され、うち高専生の受賞は新延さんの1件でした。さらに、意匠登録出願支援対象の中から特別賞7件が選ばれました。「日本弁理士会会長賞」は、「選考委員長特別賞」、「特許庁長官賞」に続く栄誉ある賞です。パテントコンテスト/デザインパテントコンテストでの本校学生の特別賞受賞は初めての快挙になります。
本校のデザインパテントコンテストでの受賞は、平成30年度、令和元年度、令和2年度、令和4年度に続き、5件目です。また、同時に開催されたパテントコンテストでは残念ながら受賞には至りませんでしたが、本校学生の「優秀賞」の受賞実績は11件あります。
本校では日頃から知財教育にも力を入れており、学生はパテントコンテスト/デザインパテントコンテスト、キャンパスベンチャーグランプリ、ビジネスプランコンテストなど各種コンテストへのチャレンジを積極的に行っています。令和5年度パテントコンテスト/デザインパテントコンテストでは、応募作品の3Dプリンタによる試作で本校・デザインエンジニアリング教育センターの支援を受けています。
賞状