【2/20】仮想空間における学習プログラム(旧端出場水力発電所を題材として)の体験会を実施しました。

 令和6年2月20日(火)、仮想空間における学習プログラムを本校学生6名が体験し、その後、プログラムに対する意見交換を行いました。

 

 この学習プログラムは、国立科学博物館と株式会社トータルメディア開発研究所の共同研究によるもので、TOPPA N株式会社が提供するメタパ®の仮想空間内でサイエンスコミュニケータとの対話を通じてエネルギーの本質について考えるものです。新居浜市の協力を得て市の産業遺産である端出場水力発電所を題材に製作されています。学習プログラムの内容としては、端出場水力発電所の水車やタービンの仕組を知り、周囲の自然環境を見渡しながら地図上で分水嶺を見つけて流域面積を計算することにより発電量の計算を自ら行ったりするなど、仮想空間ならではの体験を通じて学びを深めるものでした。6名の学生が仮想空間にアバターとして入り見学や課題の解答などを行いました。また、その他本校教職員や新居浜市役所職員の方々も学内外から学生たちと同じ仮想空間に入り、学習風景を同時体験しました。

 

今回参加した機械工学科及び電気情報工学科の学生たちは、体験中に発電に関する専門的な質問をし、学習プログラムの講師を務めた国立科学博物館の研究者を驚かせていました。さらに、プログラム体験後の意見交換会では教材の見やすさ、理解のしやすさなどについて、学生から幅広い意見が出され、開発者の方たちは今後の教材修正に反映させることができると熱心に記録を取っておられました。

【参考】

 国立科学博物館  https://www.kahaku.go.jp/

 

 株式会社トータルメディア開発研究所  https://www.totalmedia.co.jp/

 TOPPAN株式会社 https://www.toppan.com/ja/

 メタパ®︎  https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/metapa.html

 

 旧端出場水力発電所 

新居浜市HP https://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/dozan/hadeba2023.html

Youtube 旧端出場水力発電所 https://www.youtube.com/watch?v=zqO4hntTZaY