【2/26】電気情報工学科学生45名が、第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程を修了し、免許申請書の作成を行いました。

 電気情報工学科において、本年度45名の学生が、無線従事者資格の1つである第一級陸上特殊無線技士資格取得のための長期型養成課程を修了しました。これに伴い、2月26日(月)3限目を利用して『免許申請書』の作成を行いました。早ければ3月中には、手元に無線従事者の免許証が手元に届き、就職先での新人研修や業務に十分間に合います。

 本年度は、電気情報工学科5年生の45名全員が上記の長期型養成課程を修了し免許申請を行います。本課程は、全国51国立高専に100学科以上ある電気・電子・情報系学科の中でも、7高専8学科にしか認定のない(令和5年11月1日登録件数)稀な課程です。また、本資格は、業務独占資格と呼ばれる関連業務を行うためには必携の資格であり、一度取得すれば生涯にわたって使用でき、更新不要の資格です。移動体通信システム(4G、5G)やWi-Fiによる無線通信が日常的となってきた近年、情報通信系企業のみならず、電力系、交通インフラ系の企業でも重宝されています。

 本資格で扱える無線設備の範囲は、「電気通信業務用、公共業務用等の多重無線設備の固定局、基地局等の技術的操作(陸上の無線局の空中線電力500W以下の多重無線設備で30MHz以上の周波数の電波を使用するもの)」です。

 本校の電気情報工学科では、H19年度に総務大臣からこの過程の認定を受け、これまでに、600人近くの取得者を輩出しました。

 4月から電気通信事業を行う会社で働くことになる尾藤礼萌さんからは、「この資格を仕事でしっかりと活用したい」と喜びのコメントがありました。

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