高等専門学校（高専）は中学校の卒業生を受入れ、５年間の実践的な技術者教育を行うため、低学年では数学、国語、英語などの全学科共通科目を履修し、高年次になるにつれ、各学科の専門的な授業を受けることで、卒業時には大学卒業生に近いレベルの専門知識を学ぶことができます。

卒業生には準学士の称号が授与され、企業への就職や、大学、高専専攻科への進学という幅広い進路選択をすることができます。

また、高専専攻科の課程を修了し、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の定める条件を満たした者は学士の学位が授与され、研究を深めたい者は大学院に進学することができます。